出会い系サイト規正法が2009年に施行され、年齢認証が必要になった
これが超バブル期が終焉した大きな理由です。
今まで18歳未満であるかどうかの確認が必要なかったものが必要になり、ユーザーは登録する際に免許証などをサイトに送って年齢認証を済ませる必要が出てきたのです。
普通に考えればそんな面倒臭いことをしてまでサイトを使う人ってなかなかいませんよね。
信用できる有名サイトならともかく、名前の売れてない中規模のサイトなら尚更、免許証を送ることに戸惑ってしまうでしょう。
この規正法は各出会い系運営会社で大きな売上の変化をもたらしました。
私が運営していたサイトでも約20%の売上ダウン。
各サイト運営会社は下がった売上をアップさせるために色々な企画を試していました。
広告費用を増やしてみたり、イベント企画をしてみたり、ゲームコンテンツを増やしてみたり…
どれも売上アップに直接繋がるような戦略ではなかったのですが、半年ほどでどこの業者もある法則を見つけました。
〝年齢認証率を上げれば売上が上がる〟
ということに気が付いたのです。
(今では売上をアップさせるもっとも重要な部分として業界内ではこのノウハウが定着しています)
そこからですね。
アフィリエイトの審査で、承認するかどうかの一つの規準を年齢認証を済ませたかどうかにしよう、と業界で決まっていったのは。
このルールが生まれたのがちょうどアフィリエイターが承認率が悪くなったと感じ始めた頃なのです。
業界大手のワクワクメールで、新規会員が年齢認証を済ませてくれる確率って知ってますか?
業界関係者の間で広まっていた情報では
たったの35%です。
35%でも業界ではかなり優秀な方ですよ。
この数字を見ると「やっぱり承認されにくいんだ…」と思われるかもしれませんが、そうではありません。
極端に高い承認率のアフィリエイターと極端に低い承認率のアフィリエイターがいるから、35%という割合になっているだけです。
私のワクワクメールの承認率を見てもらえれば分かると思いますが、かなり高い承認率になっています。
これは前章でも述べましたが、サイト作りによって大きく変わるものです。
アダルトサイトに出会い系の広告を貼ってる方…年齢認証が必要だと明記してないでしょう?
だからユーザーは出会い系に登録した際に年齢認証のステップで止まってしまうことが多くなり、承認される割合が低くなるのですよ。
審査をクリアして承認されるかどうかの最大ポイントは年齢認証です!
そこを意識して宣伝方法を工夫してみて下さい。